Google Analyticsは、ウェブサイトの訪問者データを収集して分析するのに非常に便利なツールですが、自分自身のアクセスデータが含まれると正確な分析ができなくなる可能性があります。
例えば、ブログの運営者が自分のサイトを確認すると、そのアクセスが記録されてしまい、訪問者数などのデータが正確でなくなる可能性があります。
本記事では、自分自身のIPアドレスをGoogle Analyticsの分析対象から除外する具体的な方法を、わかりやすく解説します。
GoogleAnalyticsの分析対象から自分を対象外に(IPアドレスを除外)する手順
以下の通り、GoogleAnalyticsの分析対象から自分自身を対象外に(IPアドレスを除外)する手順を解説します。
①GoogleAnalyticsの画面の左下から、管理(設定マーク)を選択。

②データの収集と修正を選択

③データストリームを選択

④自身のサイト名の右側の矢印マーク(>)を選択。

⑤タグ設定を行うを選択

⑥もっと見るを選択

⑦内部トラフィックの定義を選択

⑧選択ボタンを選択

⑨設定名を入力(例:分析対象から自分自身のIPアドレスを除外)

⑩左下の、IPアドレスのマッチタイプ(IPアドレスが範囲内(CIDR表記)と書かれているところ)を選択。

⑪IPアドレスが次と等しいを選択

⑫(自身のIPアドレスの確認を行います)IPアドレスを確認を選択

⑬出てくるページ(What Is My IP Adress)を選択

⑭画面の左側に自分自身のIPアドレスが出るのでコピーする。

⑮値の欄を選択する。

⑯先ほどコピーした、自分自身のIPアドレスを貼り付ける。

⑰右上の「作成」を選択

⑱左下に設定画保存された旨が表示される

⑲バツボタンを押す。

⑳バツボタンを押す。

㉑バツボタンを押す

㉒データフィルタを選択する。

㉓内部トラフィックのフィルタの右側の矢印マーク(>)を選択する。

㉔有効を選択する。

㉕右上の保存を選択。

㉖フィルタを有効にするを選択。

㉗フィルタが有効になっていることを確認する。

GoogleAnalyticsの分析対象から自分自身のIPアドレスを除外する方法は以上です。
GoogleAnalyticsの分析対象から自分自身を対象外に(IPアドレスを除外)する方法を深く理解するための知識
- Google Analyticsの役割と目的
- アクセス分析データの正確性が求められる理由
- IPアドレスとは?
- GoogleAnalyticsの分析対象から自分自身を対象外に(IPアドレスを除外)する設定が分析に与える好影響
- GoogleAnalyticsの分析対象から自分自身を対象外に(IPアドレスを除外)する方法の総括
Google Analyticsの役割と目的
「Google Analytics」は、ウェブサイトの訪問者の行動を分析するためのツールです。具体的には、次のような目的で使用されます。
訪問者の行動分析:どのページがよく閲覧されているか、訪問者がどの経路を通ってサイトにたどり着いたかを把握する。
マーケティング効果の測定:広告キャンペーンやSEO施策の効果をデータで確認する。
ユーザーエクスペリエンスの向上:どのページで離脱が多いかなどを分析し、改善点を見つける。
このように、Google Analyticsを活用することで、ウェブサイト運営者はデータに基づいた意思決定を行い、サイトのパフォーマンスを最適化することができます。
アクセス分析データの正確性が求められる理由
Google Analyticsのデータは、マーケティング施策やサイト改善の基礎となる重要な情報です。しかし、運営者自身のアクセスがデータに含まれてしまうと、以下のような問題が発生します。
訪問者数やセッション数の増加に見える誤解:運営者が頻繁にアクセスすると、実際よりも多くの訪問者がいるように見えてしまいます。
滞在時間や離脱率の偏り:運営者の行動が、通常の訪問者とは異なるデータを生むことで、サイトのパフォーマンスを正確に把握できなくなります。
これらの問題を防ぐためには、データの正確性を保つ必要があり、その一環としてIPアドレスの除外が求められま
IPアドレスとは?
IPアドレス(Internet Protocol Address)は、インターネットに接続されたデバイスに割り当てられる一意の識別番号です。IPアドレスには以下の2種類があります。
固定IPアドレス:インターネット接続のたびに変わらないアドレス。企業やオフィス環境で利用されることが多いです。
動的IPアドレス:接続するたびに異なるアドレスが割り当てられるもの。個人の家庭用インターネットで一般的です。
自身のIPアドレスは、「What Is My IP Address」などのサイトで確認することが可能です。
固定IPアドレスは一度設定すれば管理が簡単ですが、動的IPアドレスの場合は分析対象から自分自身を対象外(IPアドレスを除外)にする設定は難しいです。本記事では、固定IPアドレス環境であることを前提にしています。
GoogleAnalyticsの分析対象から自分自身を対象外(IPアドレスを除外)にする設定が分析に与える好影響
IPアドレスを除外することで、以下のような好影響があります。
正確な訪問者データの取得
自分のアクセスを除外することで、訪問者の実際の行動データを正確に取得できます。これにより、訪問者のニーズを把握し、サイト改善やコンテンツ戦略の方向性を決める際に役立ちます。
正確な訪問者データに基づく戦略決定やウェブサイトの改善
正確な訪問者データに基づき、ウェブサイトの戦略を決定したり、コンテンツの改善を行うことができます。
GoogleAnalyticsの分析対象から自分自身を対象外に(IPアドレスを除外)する方法の総括
本記事のポイントは以下の通りです。
- GoogleAnalyticsの分析対象から自分自身を対象外に(IPアドレスを除外)する方法を解説
- Google Analyticsの役割と目的について解説
- アクセス分析データの正確性が求められる理由について解説
- IPアドレスについて解説
- 自分自身のIPアドレスを除外する設定が分析に与える好影響について解説

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